北海道NIE推進協議会は8月10日、北海道新聞社本社(札幌市中央区)で第7回北海道セミナーを開く。テーマは「主体的な学びと新聞記事データベースの活用」。教育と情報通信技術(ICT)などについて立命館慶祥小(札幌)の山形昇平教諭と旭川・明星中の大島泉教諭、浦河高の佐藤友洋教諭がそれぞれ実践発表し、質疑や意見交換などを行う。コーディネーターは文部科学省ICT活用教育アドバイザーで、札幌・発寒南小の朝倉一民教頭が務める。
 さらに同31日には、札幌市立もみじ台中で札幌地区セミナーが開かれる。同中の佐藤尋之教諭が、3年生国語科の授業「説得力のある構成を考えよう~スピーチで社会に思いを届ける」を公開。札幌市立福移学園の福本勇太教諭は、6年生の授業「義務教育学校の新聞活用」についての実践発表を行う。両セミナーとも会場での対面形式のほか、オンラインでも同時公開する。
 このほか、北海道NIE推進協議会は9月以降、6日に十勝地区セミナー(会場・十勝管内芽室町立芽室南小、北海道十勝新聞教育研究会との共催)、10月18日に日胆地区セミナー(同・日高管内日高町立富川中)、11月9日は上川地区セミナー(同・北海道旭川聾学校)を開催する予定だ。さらに道南地域での地区セミナーも予定している。各セミナーに関する問い合わせは、同協議会事務局(北海道新聞社みらい教育推進室)、電話011・210・5802へ。
 一方、空知地区セミナー(会場・芦別市立上芦別小)は6月、後志地区セミナー(同・小樽市立菁園中)は7月に終了した。