【設問のねらい】
地域の地形や気候などの自然環境に関する特色ある事象を中核として、そこに暮らす人々の生活・文化や産業などに関する事象と結びつけ、地域の課題について考察することができる。(中学校学習指導要領(平成29年告示)P.66参考)
【解答例】
(1)厳冬期のバッテリー消耗や、プロペラ凍結などの課題。
(2)物資輸送や災害の初期対応など、幅広い活用が期待される。
具体的解答は、
・過疎集落への荷物の配送
・野生動物の追い払い
・大規模災害時において、上空から被災地を撮影して確認
・人の入れない山奥での上空からの森林調査
など
(3)例)冬は長く、寒さは厳しいので、農作物の栽培には本来適さないのがデメリットである。しかし、広大な土地と豊かな自然に恵まれているというメリットを生かして、漁業や酪農、観光業などがさかんであり、また品種改良など、人々の努力や工夫によって、現在では国内の「食料基地」としての役割を果たしている。そうしたことから、ドローンを観光産業に活用し、野生生物の観察をしたり、撮影した動画を北海道のPR動画に活用したりする。
など