【設問のねらい】
漁業に従事している人々が、小型無人機「ドローン」を使って、生産性の向上や労働力不足などの問題を解決するために工夫していることを理解する
【解答例】
(1)病害の監視や魚群探査など、人間が行っている危険な作業を代わりに行うことができる
(2)ドローンで空から撮影した映像を人工知能(AI)で解析して「赤腐れ病」を早期に発見し、対処につなげることができるようになる/害鳥カワウ対策のために営巣状況の撮影をしたり、巣作りを防ぐビニールひもを樹木に張ったりすることで作業が効率化し、危険な場所や人の手が届かない場所でも作業ができるようになった/カツオを狙う海鳥がいる海域まで船を移動させて魚群を探すのではなく、ドローンで実際に海鳥を確認してから船を移動させることで、船の燃料の節約や漁獲量の向上が期待できる