【設問のねらい】
自然環境、人口や都市・村落、産業、交通や通信などの考察の仕方を基にして、日本のそれぞれの地域について、その地域的特色や地域の課題を理解し、地域の広がりや地域内の結び付き、人々の対応などに着目して、他の事象やそこで生ずる課題と有機的に関連付けて多面的・多角的に考察し、表現することができるようにする。
(中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編 P.64参考)
【解答例】
(1)
・本来温暖な海に生息するが、気候の変化で小樽近海でも水揚げ量が増えているから。
・沖縄などでは刺身として食べられているが、道内では食べる習慣が広く根付いてはおらず、市内の売り場でも売れ残り、安価で売られているから。
(2)
例)大きなシイラを骨やうろこ、身まですべて活用したことで無駄が少なく、魚醤の材料としたことは使用用途が広いから。
(3)
・自然環境などが変わっていく中で身近に起こっていることを知ることは大切なことだと思う。
・地域の資源を無駄なく活用することは、SDGsの観点からも大切だと考える。
・資源を無駄なく活用することは大切であるが、その研究開発にかかるコストや、自然への影響なども、総合的に考える必要があると思う
など