【設問のねらい】

学習指導要領との関連
<公民分野>2内容
A(2)現代社会を捉える枠組み
 ・現代社会の見方・考え方の基礎となる枠組みとして、対立と合意、公立と公正について理解すること。
C(2)民主政治と政治参加
 ・地方自治の基本的な考え方について理解すること。その際、住民の権利や義務について理解すること。
D(2)より良い社会を目指して
 ・私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を多面的・多角的に考察、構想し、自分の考えを説明、論述すること。


【解答例】

(1)
・「ヒグマ対策重点エリア」を設けて箱わなによる駆除を行っている。
・公園内に監視カメラを設置し、ハンターらと協力して捜索している。

(2)
条例
地方自治

(3)
請願権

(4)
・クルミなどクマを引き寄せる樹木の管理や、侵入が多い公園や公共施設での電気柵の設置強化など、駆除だけでなく未然に侵入を防ぐ取り組みを行う。
・ごみを外に出さないようにするなど、人がヒグマを引きよせないように生活の中で気をつけることが大切だと思う。
・今後は、学校や地域でヒグマとの共生について学ぶ機会を増やし、市民一人ひとりが自然との距離の取り方を考えることが必要だと思う。
・将来的には、データを活用して出没しやすい時期や場所を予測し、事前に立入禁止区域を設定するなど、科学的な予防が大切だと思う。
など