【設問のねらい】

日本の資源・エネルギー利用の現状、国内の産業の動向、環境やエネルギーに関する課題などを基に、日本の資源・エネルギーと産業に関する特色を理解し、日本の地域的特色を関連付けて多面的・多角的に考察し、表現することができるようにする。
(中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編 P.57参考)


【解答例】

(1)
[ 計画 ]
釧路市北斗の約4・2ヘクタールの民有地に約6600枚のソーラーパネルを設置する計画

[ 危惧していること ]
工事中の偶発的な事故により、タンチョウなどの滅失や毀損(きそん)などに及ぶ可能性を危惧している

(2)
[ 賛成の立場 ]
近年の夏の猛暑など、地球温暖化の進行には一刻の猶予もない。日本は地震も多く、原子力発電の割合も増やすことが難しいため、再生可能エネルギーの割合を増やし、環境を大切にしていかなければならない。

[ 反対の立場 ]
再生可能エネルギーの効率はまだまだ高いとは言えず、広大な土地を必要とする反面、それほど大きなエネルギーを供給できないと考える。ましてや、そのために環境に悪影響を与えるのでは本末転倒である。                                                    

など

(3)
きちんと事前調査をした上で、影響がないと認められるなら、太陽光発電所を建設してもよいと思う。

など