【設問のねらい】
基本的人権の理念が、人類の多年にわたる努力の成果であり、過去幾多の試練に堪えてきた価値あるものであることを理解し、権利相互の関係や人権を巡る諸課題について多面的・多角的に考察、構想し、表現することができる。
(中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編 P.153参考)


【解答例】
(1)・法的に家族と認められず、入院の付添人や生命保険の受取人になれない。
  ・市営住宅に入居できない制限がある。

(2)例1)性は個人の生き方そのものに関わる問題であり、性の意識の違いによって差別されることがないような制度の充実が行政には求められていると思う。
  例2)まだまだ性に関わる部分での平等権の保障は進んでいるとは言えないと感じるので、自分がどのように生きるのか、という自己決定権が大切にされる社会にするためにも、私たち一人一人の理解、意識を変えていかなければならない。

など

(自分自身や身近なところから考えをめぐらせ、自分自身考えが記入できていればよしと考える)