構成 文章 視点光る3点*まなbell新聞コン 最優秀*小4馬場さん 小5酒巻さん 小6森さん*天候や学校行事 生き生きと
掲載日:2025.12.29
「第2回まなbellでつくろう! 新聞コンクール」は、参加対象の小学4~6年各学年1点の最優秀賞を選んだ。受賞者は札幌市・北海道教育大学付属札幌小4年の馬場勲(いさむ)さん、空知管内栗山町・栗山小5年の酒巻咲衣(さえ)さんと札幌市・田中学園立命館慶祥小6年の森真楓(まなか)さん。いずれも北海道新聞社の総合デジタル教材「まなbell(べる)」の新聞制作機能を使った力作だ。
今回の応募数は22校から932点。学校行事の魅力や修学旅行での体験、地域の祭りなどを写真や図も掲載してまとめている。

馬場勲さんの作品

酒巻咲衣さんの作品

森真楓さんの作品
「この夏、僕は」と題した馬場さんの紙面は、福岡県内で線状降水帯による大雨に遭ったことをトップ記事に据えた。激しい雨の降り方に興味を持ち、「線状降水帯 なぜ起きる!?」と見出しを付けて、自分の体験と九州での発生回数や発生理由を書いた。
新聞名や見出しは「たくさんの応募作品の中でも、目を引くような新聞にしたい」と、言葉選びや色を工夫。審査員は「知的好奇心を刺激する構成が見事」と称賛した。野球チームに所属し練習で忙しいが、「来年も頑張って作りたい」と受賞を喜んでいた。
酒巻さんは今年7月、栗山町内などで行った宿泊学習の体験を基に「栗山思い出新聞」を作った。「一つ一つの体験が新鮮だった」と、夕張川でのボート体験やキャンプファイアで踊ったフォークダンスなどを、情景が目に浮かぶような文章で表現。審査員から「文章を優れた技術でまとめている」との評価を受けた。
11月に江別市の学校に転校してから受賞を知った。「小学生の時の体験は大切な思い出になるということが、読む人に伝わるといいな」と期待を寄せる。
「必見! 学校行事」という新聞名を付け、大きな横見出しを「学校伝統の行事を大スクープ!」とした森さん。運動会を取り上げた記事では、新しく「ティラノサウルス競争」などが加わった楽しさを書いた。「学校の魅力が読み手に伝わるよう、体験に基づいてしっかり書いている」と審査員から好評を得た。
昨年は入選で「今回は入選以上の賞を目指す」と決心。夏休みは毎日のように書いては直しを繰り返したという。「新聞制作で学校行事が充実していることを再確認できた。最優秀賞は私の自信にもつながった」
最優秀賞3点を含む入賞作品は「道新こども新聞 まなぶん」のウェブ版「まなぶんデジタル」で紹介している。(中出幸恵)
このほか、応募数や優秀な作品が多い学校に贈られる学校賞は次の通り。
義務教育学校福移学園、共栄小、清田南小、栄西小、田中学園立命館慶祥小、手稲中央小、北海道教育大学付属札幌小(以上、札幌市)、栗山小(栗山町)、西小(後志管内俱知安町)、鷹栖小(上川管内鷹栖町)
