【設問のねらい】
水産業に携わる人々は、持続可能な生産活動を続けるために、獲る漁業だけでなく育てる漁業に取り組んでいることに気付く。


【解答例】
(1)
トラウトサーモン(ニジマス)

(2)
・低い海水温を生かし、道内外の先行地域と出荷時期をずらし、高価格で取引できるから。
・釧路、根室管内の天然サケ・マスの水揚げは10年前と比べ4分の1程度に減少するなど苦戦しているから。
・道東のサケのブランド力を生かしつつ、起死回生を図るため。
・天然サケを待っているだけでは廃業漁業者が増えるだけだから。
・養殖を成功させ、若い漁業者が将来を展望できるレールを敷きたいから。
・釧路、根室管内は夏季でも海水温が20℃を超えることは少なく、国内の養殖地の端境期となる秋冬の水揚げが可能だから。
・取る漁業から育てる漁業への転換が迫られる中、海水温の低さを利用し、先進地に競争を挑むため。
など