NIEニュース
北海道新聞に掲載されたNIE 関連の記事などを紹介します。

悩みごとナビ

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 小中高生のよくある悩みに答えます。執筆者は、子どもの心理を研究する北大大学院教育学研究院付属子ども発達臨床研究センター(札幌)と、電話相談に応じている元教員グループ「北海道子どもセンター」(札幌)の先生方です。取り上げてほしい悩みやテーマをお寄せください。

弟の面倒を見るのがつらい(中2女子)

  8歳離れた弟がいます。部活や勉強で忙しいのに、よく親に弟の面倒を見るように言われます。弟も生意気だし、正直あせるしイライラします。親に私の気持ちを分かってもらうにはどうしたら良いでしょうか。

  中学生は本当に時間がいくらあっても足りないですよね。勉強に部活、弟さんの世話、あなたの大変さがよく伝わってきます。親御さんも忙しくて、お姉ちゃんに「ちょっと悪いな」と思っていても、上の子に甘えて頼んでしまうことがあるんですよね。
 親御さんはあなたを信頼しているのだと思いますが、あなたの気持ちがいっぱいいっぱいになってしまっては良くないと思います。だから親に分かってもらいたいと思うことは、とても大事なことです。その上でどう伝えるか。私は「お手紙」をお勧めします。
 家族のように近しい相手ほど、面と向かってしまうと言い合いになってしまうことがありますよね。今はメールやLINEの時代ですが、あなたが本当に分かってほしいと思うことほどお手紙の出番だと思います。照れくさいかもしれないけれど試してみませんか。
 あと二つお伝えします。一つは、八つ下なら弟さんはもう5歳くらいですね? ならばだいたいは自分でできるはずです。親って下の子は幼く感じてしまって、必要以上に世話してしまうものです。あなたから、弟さんはもっと自分でできるよということを、親御さんに伝えてみるのも良いでしょう。
 もう一つ、今の時代あなたの年頃で小さい子の面倒を見る経験があるというのは、とっても貴重ですてきなことだと私は思います。弟さんはお姉ちゃんのことが大好きなはずです。(川田学

 かわた・まなぶ 北大大学院教育学研究院付属子ども発達臨床研究センター准教授。専門は発達心理学、子ども環境学。1973年生まれ。東京都出身。

 質問は過去の相談事例や投稿を基に再構成しています。

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