NIEニュース
北海道新聞に掲載されたNIE 関連の記事などを紹介します。

悩みごとナビ

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 小中高生のよくある悩みに答えます。執筆者は、子どもの心理を研究する北大大学院教育学研究院付属子ども発達臨床研究センター(札幌)と、電話相談に応じている元教員グループ「北海道子どもセンター」(札幌)の先生方です。取り上げてほしい悩みやテーマをお寄せください。

積極的でない私 先生になれる?(高1女子)

  子どもが好きなので、将来、先生になりたいと思っています。でも私は積極的にみんなを引っ張るタイプではないので、そんな私でも先生になれるか心配です。どのような勉強をしたら良いでしょうか。

回答者 近藤健一郎さん(北海道大学教育学部教授)

  あなたは、小さいころから弟妹などの世話をしてきたのかもしれませんね。子どもが好きなので、先生や保育士をめざそうとする人は少なくありません。ぜひがんばってください。
 あなたは今まで何人もの先生に会ってきたことと思います。その先生たちは皆、生徒を引っ張るようなタイプでしたか。
 人がそれぞれであるように、一人一人の先生もいろいろな特徴をもっています。あなたが会ってきた先生にも、生徒を引っ張るような先生もいれば、生徒を支えるような先生もいたのではないでしょうか。何より、皆が同じタイプの先生ばかりだったら、それに合わない生徒は大変ですよね。
 そう考えれば、あなたはあなたの特徴をもって、先生をめざして良いのではないでしょうか。そのうえで、不安なことを少しでも克服するように、また得意なことを少しでも伸ばすように努力したら良いと思います。もっとも、いろいろな考え方がありますし、どれか一つが正しいわけでもないので、友だち、親や高校の先生などと、ぜひお話しして考えてみてください。
 ところで、学校の先生になる場合、教員免許と呼ばれる免許状が必要となります。免許状取得には、大学または短期大学での学習が求められます。高校や中学校教員の場合、大学や短期大学での専門的な学習に対応した教科の免許状を取得できることが多いです。
 小学校や幼稚園の免許状の場合は、「教育」「保育」「子ども」などを冠する特定の学部や学科でないと取得できません。なお、保育士の場合も資格が必要で、特定の大学や短期大学のほか、特定の専門学校でも取得可能です。詳しくは、高校の担任や進路指導の先生などにお尋ねください。
 最後に、子どもとかかわる仕事は必ずしも学校の先生だけではないことは知っておいてください。そのうえで、自分はどんな先生になりたいのか考え、あなたの特徴を生かして、さまざまな学習や経験をしてもらえたらと願っています。

 質問は過去の相談事例や投稿を基に再構成しています。

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