私が大切にしているのは「お父さんの味」です。私の家では毎日、お父さんが料理を用意してくれています。小5くらいまでは、それが当たり前でした。でも小6の時、家庭科で料理のたいへんさを知り、お父さんについて考えが変わりました。
 お父さんは仕事が朝早く、私が起きるといつもいません。家に帰るとキッチンにいて、笑顔で「おかえり」と言ってくれます。「ご飯できてるよ」とも。仕事の後、疲れているはずなのに、いつもおいしいご飯を作ってくれていて、「お父さんってスゴイな」と思いました。
 私には夢もできました。調理師になることです。少しでもお父さんの役に立つようにと、毎日料理を手伝うようになりました。お父さんは味の付け方などを教えてくれます。私は料理が楽しいと思い始めました。だから私は調理師になりたいです。お父さんの味を残したいと思っています。私の大切なものは「お父さんの味」。これからもずっと大切にしたいです。