私は幼い頃から風景を眺めるのが好きでした。小さかった頃の私が特にきれいだと感じていたのは、朝早起きして自分の部屋の窓から見る朝焼けの景色でした。
 そんな、きれいでずっと見ていられる景色は、いつまでも同じ色でいるわけではありません。季節が変わるように、今見ている風景は変わっていってしまいます。
 私は最初、絵に描いてその時の風景を残そうとしましたが、何度練習してもうまくいきませんでした。私はどうにかしてこの一瞬を残すため、そしてきれいな景色を1秒でも逃さないようにするために、カメラで写真を撮ることにしました。
 景色を見て感じた「美しい」という気持ちは少しずつ違います。その時しか見られない景色、それを見たときしか感じないこと。その全てを切り取って残しておく写真を1枚でも多く撮るために、今は写真部に所属しています。
 みなさんにも、一瞬一瞬の景色の美しさを感じる気持ちを大切にしてほしいです。