私は中学生の頃、朝が苦手で毎日母に起こしてもらっていた。洗濯も母任せで、部屋の掃除も気づいたら母がしてくれていた。
 高校生になり、私は親元を離れ、寮生活をしている。母のような看護師になるという幼い頃からの夢をかなえるためである。寮では身の回りのことは自分でしなければならない。1年生の頃はうまくいかないことが多く、実家に帰りたいと何度も思った。また看護師になるための勉強も難しく、逃げ出したいと思った。
 そんな私も3年生となった。今では朝も自然と目が覚め、部屋のほんの少しの汚れも気になり、こまめに掃除もしている。自分に合った勉強法もなんとなく見つけ、いろいろなことに余裕をもって生活を送れている。
 この3年間で私はとても成長した。それと同時に母の偉大さを実感し、母への感謝はしてもし切れない。看護師が大変な職業であることを知っていく日々の中で、母のような看護師を目指す気持ちはより強まっている。