「わざわざありがとう」
 手間暇をかけてくれてありがとうと感じますか。それとも、余計なことをしなくてもよかったのに、という嫌みに感じますか。
 私は前者です。自分のために時間をかけてくれた、自分が思っている以上のことをしてくれた。だから感謝の気持ちを込めて「わざわざありがとう」なのだと思います。
 しかし余計なお世話だという不快な気持ちに捉える人もいます。辞書で「わざわざ」という言葉を調べると、《1》特別に。そのためだけに《2》わざと。しなくてもよいことを意図的に行うさま、とあります。良い意味でも悪い意味でもある言葉なのです。
 言い方や使い方、前後の言葉によっては、失礼であったり嫌みに感じられる難しい言葉です。ですが、気持ちを込めた「わざわざありがとう」は相手をいたわり、特別な感謝を伝えられるすてきな言葉だと私は思います。