私の父は、米作りを営んでいます。私は小さい頃から父のお米を食べて育ちました。そしてその分、父の苦労も見てきました。たとえば、夜遅くまで田んぼを耕したり、耕したすべての田んぼを頻繁に見回ったり、台風に備えたりしている姿です。
 お米の収穫量や出来栄えは天候に左右されます。天候不良が続き、父が頭を抱える日は少なくありません。そんな姿を私は何度も目にしてきました。だから私は、父の作業を手伝います。そのとき父が「ありがとう」と言ってくれると、とてもうれしいです。「手伝って良かった」と思います。
 私は、食べ物を作っている父の苦労を見てきたからこそ、食べ物を粗末にできないし、出されたものはしっかりと食べきります。そして、何より食べ物を作っている人全員に、感謝をしなくてはならないと思っています。