友達付き合いは大切だと思う。ずいぶん前のことだが、友人たちと家でゲームをし、カラオケに行った時、ふと思ったことがあった。それは「自分はこの時間、この瞬間を楽しんでいるが、友人たちはどう思っているのだろうか」ということだ。
 そんなことを気にするのもどうかと思うかもしれない。友人たちと知り合ってからもう2年ほどたつ。それまでに何度も一緒に遊んでもいたが、やはり気になってしまった。
 しかし、だからといって、本人たちに聞くことはできない。気恥ずかしいからである。男子高校生特有の変なプライドからくるものである。結局、聞けずにその日は終わってしまった。
 でも、それでいいと思う。いちいち聞いて相手の機嫌をうかがう仲など、友達ではないと思ったからだ。だから今日も自分は、友人たちとたわいもない時を過ごしているのである。