私は何度か新聞づくりをしたことがある。学校でつくり、提出したものがほとんどだが、一度だけ自らコンクールに出したことがある。小学校生活最後の思い出として、仲の良い3人でやることを決めたのだ。
 夏休みの間に町の施設にインタビューに行き、それをまとめながら文章をつくっていった。結果的には佳作賞をもらい、その夏を終えたのだが、この新聞をつくっていく過程で、毎日発行される新聞をつくる人のすごさに気付かされた。私たちは1カ月以上かけてやっと1枚なのに、それを毎日、しかも20ページ以上、さらに、情報が新しすぎる。
 普段何げなく見ている新聞も視点を変えてみると、それにはつくっている人の苦労が感じられる。だから毎日、新聞を読む人が大勢いるのだと、自分でつくってみて思うことができた。