データベースで新聞記事を検索しながら、話し合いを進める札幌開成中等教育学校の4年生

 生徒が授業でタブレットを活用している札幌開成中等教育学校(広川雅之校長)で11日、新聞社の記事データベースを使った授業が行われた。切り抜き記事ではなく、データベースの活用は初めて。
 同校では日ごろ、書籍のほか、複数の新聞を比較させ、批判的な思考や判断力を養うことを目指している。今回の授業は情報収集方法の広がりを狙って行われた。
 4年生(高1相当)の現代社会の授業では、秦万寿雄(はたますお)教諭の指導で生徒24人が6班に分かれ「持続可能な社会の実現」を探求する情報収集のため、各自が記事検索に取り組んだ。
 「科学技術の発達と生命」をテーマにした班は、中国でクローンサルが誕生した記事などを基に「クローン技術は国によって規制が違う」「倫理的問題がある」と発表した。
 女子生徒は「ピンポイントでヒットするネット検索と比べ、記事データベースは情報が幅広く、いろいろな角度で調べられる」と、熱心に検索していた。
 1年生(中1相当)の理科の授業では、幅崎雅仁教諭が地震災害や火山を調べる過程で活用した。(渡辺多美江)