2年ぶりに生徒が一堂に会して行われた高校新聞研究大会の分科会

2年ぶりに生徒が一堂に会して行われた高校新聞研究大会の分科会

 全道高校新聞研究大会(道高文連主催)が、帯広市のとかちプラザなどで開かれた。昨年の石狩大会は新型コロナウイルス感染が広がりオンライン開催だったため2年ぶりに一堂に集い、交流しながら日頃の成果を発表し合った。
 43校の生徒・教員ら約280人が10月6~8日に集まった。メインの分科会は「高校生新聞の役割と可能性」「地域を取材して新聞を作ろう」など九つに分かれた。生徒は高校新聞のあり方を話し合ったり、実際に商店街に出かけて取材し新聞作成をした。
 各校が1年間編集してきた新聞コンクールの出品紙面も展示された。運動部の活躍や新任教諭の紹介のほか、コロナ禍による学校行事への影響などが取り上げられた。他校の新聞を感心して読む姿が多かった。
 大会の当番校は帯広柏葉高が務めた。開会式では同校卒業生でシンガー・ソングライター中島みゆきさんの名曲「時代」をコロナ禍の中、希望を託すBGMとして流した。ステージの書道部員が力強く大きな筆致で歌詞を書いた。
 最終日の分科会報告では「読者である生徒目線で取材しようと話し合った」「見出しの大切さを学んだ」と発表があった。伊井義人コンクール審査委員長(藤女子大教授)は自身の新聞づくりを通じ、多くの友人たちとの交遊から得た経験を踏まえ「高校の枠を超えたネットワークで交流することを大切にしてください」と呼びかけた。(森田一志)