日高NIE研究会(盛永美樹会長)の総会と学習会が10日、日高管内新ひだか町立三石中で開かれた。学習会には教諭ら約20人が参加し、NIE札幌大会の「プレ発表」と位置づけ同校の川上知子教諭が「アイヌ文化学習とNIE」のテーマで実践発表した=写真=。
 川上教諭は、前任校の日高町立門別中で行った取り組みを発表した。内容は「新聞作り」と「新聞記事の効果的な活用」の二つ。「新聞作り」では、胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を訪問して学習した伝統家屋チセや衣装、舞踊などについて整理、分析してまとめ、校内や地域の人に発表したことや、新聞を基にして青森市の中学校とオンラインで結んで授業を行ったことなどを紹介した。
 学習会に先立つ総会では、2021年度事業として、地区セミナーへの参加、協力などを決めた。同研究会は18年に発足し、管外からNIEの講師を招いて学びを積み重ねるなどして3周年を迎えた。(森田一志)