日本新聞協会は本年度、道内の新任NIEアドバイザーに3教諭を認定した。これで道内は、昨年度末より3人多い14人となり、来年8月札幌で開かれるNIE全国大会に向け、活動の一層の浸透を図る。
 新任アドバイザーは、釧路市立北中の池田泰弘さん(45)、札幌市立真駒内中の山田耕平さん(42)、オホーツク管内遠軽町立丸瀬布中の武井翔さん(30)。
 池田さん(社会科)は、NIEを実践と理論の両面から追究する。「新聞には最新の情報があり、教科書とは違った学びができる」とNIEの魅力を話す。道教大釧路校の非常勤講師は4年目。講義と新聞を使った演習を通して「教員の卵」に授業作りを指導する。
 山田さん(社会科)は、「新聞は教科書と社会の懸け橋になる」と言う。これまで、新聞コラムを読み生徒の意見を引き出す実践や、川柳の新聞投稿なども行ってきた。NIEは小中高校教諭らが垣根を越えて授業研究ができると、協働的な取り組みを目指す。
 武井さん(国語科)は、新人教諭のころから、新聞記事を使った学習課題「ワークシート」を自作し、生徒の読解力向上に生かしてきた。セミナーでの実践発表も多く、特別支援教育での実戦経験もある。「授業や教育活動での新聞活用を手助けしたい」と話す。(坂本尚之)

池田泰弘教諭

山田耕平教諭

武井翔教諭