NIEニュース
北海道新聞に掲載されたNIE 関連の記事などを紹介します。

<NIE 大学生がやってみた>1*はがき新聞*短時間に作れ入門に最適

 学校教育での新聞の活用は小中高校が中心だが、近年は大学や短期大学にも広がってきた。道内の大学・短期大学の授業を取材し、NIEの基本技や新たな取り組みを紹介する。

 「はがき新聞」は、はがき程度の大きさのミニ新聞のこと。テーマや内容は自由。比較的短時間で作れるので新聞作り入門に最適。小学生から大人まで、学校でも家庭学習でも手軽に取り組める。

やってみよう

 《1》テーマを決める。伝えたいこと、知らせたいことは何かを考える
 《2》はがき程度の大きさの用紙に、レイアウトを考える。題字・見出し・文章・写真(またはイラスト、図表)で構成するのが一般的
 《3》題字と見出しを考えて下書きをする
 《4》スペースに入る字数を意識しながら、文章を鉛筆で下書きしていく
 《5》清書にかかる。見出しと題字をカラーで書いたり、紙面を色付けすると華やかになる。レイアウトを途中で変えてもよい。自由な発想で仕上げる

実行中

旭山新聞 移住新聞

道教大釧路校生が作ったはがき新聞。(右)の「移住新聞」はレイアウトがまとまって見出しも良い。(左)の「旭山新聞」は、手描き地図を添えた力作

 北海道教育大釧路校で3月6~8日に行われたNIEの集中講座(北海道新聞寄付講座)の中の「はがき新聞づくり」を取材した。7日、2コマ(計約3時間)の授業で1~3年(当時)8人が取り組んだ。
 作り方の説明を聞いた後は全員黙々と作業。テーマはすぐ思い付いたようで、すぐ手が動き始めた。
 仕上げの色付けやデザインにも丁寧に取り組み、約2時間で完成。作品を貼りだし、順番にプレゼンテーションを行った。先生の卵だけにプレゼンは巧みに行い、拍手を浴びた。
 テーマは、所属するサークルや研究室、アルバイト先の飲食店、身近なものが多かった。新1年生へのアピールを念頭に置いたという。そのほか「旭山新聞」は旭川出身学生が旭山動物園を紹介。「移住新聞」は地球環境問題と宇宙への移住を考えるユニークな内容。

やってみて

授業の最後に、自作のはがき新聞を説明する道教大釧路校生

授業の最後に、自作のはがき新聞を説明する道教大釧路校生

 深野光希さん 物理学研究室を知らせたいと思い、題字「物研新聞」はすぐ思い付いた。自分なりのレイアウトや色付けを工夫したのが楽しかった。

 青山未怜さん 文章が長くなりがちで短くするのに意外と時間がかかった。自分を表現するのは難しい。イラストの使い方が身についたと思う。

ひとこと

 見出し・記事・イラスト(または写真)の3点セットの紙面は、新聞社が大ニュースの時に発行する号外や張り出しと同じ。作る過程で《1》見出しの大切さや難しさ《2》コンパクトで分かりやすい文章―など新聞の基本を学ぶことができる。用紙は何を使ってもよいが、公益財団法人・理想教育財団(《電》03・3575・4313)が学校向けに専用の用紙を無料で提供している。(小田島玲)

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