NIEニュース
北海道新聞に掲載されたNIE 関連の記事などを紹介します。

<四季の実践>25*郷土の活性化を考える*盛永美樹(日高管内浦河町立荻伏中教頭)

 道徳科の「郷土愛」の授業を紹介します。浦河町は熊本県天草市(旧河浦町)と姉妹提携をしており、小中学生の代表が訪問し合う関係にあります。

郷土についていつも考えられるよう校内に設置した掲示コーナー

 《1》<準備>新聞記事は郷土愛のねらいを踏まえ「発信 うらほろスタイル10年(上)」(北海道新聞2017年7月11日)を使用。中学生や高校生がまちづくりに参加している様子がわかること、本校でも浦幌町(十勝管内)同様に、修学旅行先で町のPRに取り組んだことから、内容に関心を持ちやすいと考えた。
 記事のほか、本校3年生が作成し配布した浦河町PRチラシと、町産業課提供の夏イチゴを準備。

 《2》<授業の導入>学習のねらいを提示し、浦河町と天草市の交流の歴史を説明。

 《3》<授業の展開>

・記事の読み聞かせ
・記事の内容について発問「浦幌町では、まちの活性化のために誰がどんなことを行っていますか?」
・生徒会役員による浦河町の紹介(PRチラシを見て、町提供の夏イチゴを試食)
・天草市の紹介(浦幌町、浦河町と比較しながら聞く)
・中心発問「浦河町がさらに活性化するためにはどんなことが大切だろうか?」

 《4》<授業のまとめ>自分の浦河への思いを40字以内でワークシートに記入。

<ひとこと>
 次代の地域を担う力を子どもたちが身に付けるには、地域との連携を深め、「地域とともにある学校」を創っていく必要があります。
 現在行っている教育活動を教科横断的な視点で捉え直し、新たなカリキュラムをデザインすることも大切です。たとえば総合的な学習の時間での地域学習、地元の事業所の協力で実施している職場体験学習、道徳科の郷土愛、特別活動での新聞づくりを、「ふるさと学習」として位置付け一体的に取り組むなどです。地域との連携でアイデアも出し合いたいです。
 また新聞には、次代の地域を担う人材育成に関わるタイムリーな記事がたくさん掲載されています。こちらも有効活用したいものです。(もりなが・みき=NIEアドバイザー)

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