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北海道新聞に掲載されたNIE 関連の記事などを紹介します。

<四季の実践>18*見出しで学ぶ要約の方法*渥美清孝(浜中町立茶内小教頭)

 文章の大切な内容を落とさず、確実に読む力は重要です。新しい学習指導要領には小学校3、4年生の「読むこと」領域の指導事項として「目的を意識して、中心となる語や文を見付けて要約すること」とあります。
 指導の際には、次の3点に留意します。

 ・文章の内容を端的に説明するといった要約する目的を意識させる
 ・内容の中心となる語や文を選ばせる
 ・要約の分量などを考えさせる

 このように考えた時、新聞の見出しを使った指導は大変有効です。
 今回は3年生を対象に、見出しの付け方から、要約する方法を身に付けさせる実践を紹介します。

「ソフトクリーム発売」と「クマ出没」の2種類の記事を、5W1Hを観点に読み取り、書き入れたワークシート。無料でダウンロードできる「プランくん」というワークシートを使いました。

「ソフトクリーム発売」と「クマ出没」の2種類の記事を、5W1Hを観点に読み取り、書き入れたワークシート。無料でダウンロードできる「プランくん」というワークシートを使いました。

 《1》【意欲喚起】見出しから記事の内容を想像する
 見出し以外を隠した新聞記事を実物投影機で提示します。本文や写真の内容を想像させます。

 《2》【練習】5W1Hを観点にして、記事を読み取る
 今度は見出しを隠した別の記事を提示して、その記事の5W1Hを確認し、学級全体で見出しを付けてみます。

 《3》【本番】自力で見出しを付ける
 さらに見出しを隠した別の記事を配布して、自分の力で5W1Hを読み取り、見出しを付けます。

<ひとこと>
 《1》の段階で子供の自由な発言を促し認めて励ましながら、見出しは記事の内容を一目で伝える「究極の要約」と気付かせます。そうすることで、実際に見出しを付ける《2》《3》の段階で、目的を意識させます。
 見出しの大切さを実感させながら、楽しく要約させる実践で読む力を高めます。(あつみ・きよたか=NIEアドバイザー)

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