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<ほっかいどうサイエンス>7*流れ星*宇宙のちり 飛来し発光

 秋や冬は夜が長くなり、気温が下がって空気が澄むので、星を眺めるにはぴったりの季節。流れ星に出会えるかもしれません。
 1年に何度か、流れ星の数が多くなることがあります。これを「流星群」といい、中でも「しぶんぎ(星の位置などを計測する器械)座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」が有名です。名前についている星座の方向から、多い時で1時間に20~30個もの流れ星が空全体に広がるように見えるのです。「ふたご座流星群」は、12月14~15日ごろは道内でも観測しやすくなります。
 流れ星のもとは、宇宙に漂うちりです。秒速40~70キロで地球の近くへ飛んできて、空気とぶつかって明るく光るのです。ちりの大きさは砂粒から小石ぐらいまでで、本当に小さいものなんです。
 ふたご座流星群が特に多く見られるのは14日夜ですが、この日は月が明るいので観測には工夫が必要です。まず、夜空の一点ではなく全体を眺めること。さらに街の明かりが強いと見えにくいので、繁華街から離れた場所へ行くといいでしょう。十勝管内陸別町の「銀河の森天文台」では14、15日に「観望会」を開き、午後7時半から説明会も行います。専門家の話を聞きながら見るのも楽しそうですよ。
 星は一つ一つ色も明るさも違い、同じ時刻でも季節ごとに位置が変わります。皆さんも、時には本やゲームから顔を上げて空を見てみませんか。遠い遠い昔から変わりなく、星はいつも輝いているのですから。
(道小学校理科研究会・中島寛子=札幌市立平岸高台小教諭)

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