NIEニュース
北海道新聞に掲載されたNIE 関連の記事などを紹介します。

<四季の実践>5*中原英雄(中標津町立俵橋小校長)*吹き出しを考えよう

 本校はNIEに学校を挙げて取り組んでいます。新聞に親しませるため、低学年から朝学習や家庭学習に新聞を取り入れています。ここでは、NIEの導入として短時間で楽しく取り組める「写真の吹き出しスクラップ」を紹介します。

吹き出しを考える実践の中で子供たちなりの工夫が生まれます。本校では、道新こども新聞「週刊まなぶん」の四コマ漫画「どきどき動物学園」に吹き出しをつける学習に発展しました

 《1》写真を選んで切り抜く
 新聞を開いて多くの記事を見ながらお気に入りの写真を選んで切り抜きます。子供たちは興味深く関心の高いものを選ぶので、子供の理解にもつながります。

 《2》吹き出しを考える
 写真を台紙に貼り、写っている人や風景から「どんな言葉」「どんな気持ち」「どんな様子」「どんな音」を想像できるか、考えてみます。授業で行う時は、1枚の写真を示して、吹き出しを発表し合うとよいでしょう。

 《3》吹き出しを書き入れる
 写真に吹き出しをつけます。1枚だけではなく、他の写真と関連させて会話にしたり、自分のキャラクターを登場させて会話したりすると思考が広がり、書きやすいかもしれません。

 《4》友達と読み合う
 写真吹き出しスクラップに、自分の名前と、時間があれば題名も書き入れます。友達同士で見せ合って、感想を言ったり感想カードに記入したりして交流すると励みになります。

<ひとこと>
 難しい字を習っていない1年生でも写真から感じ取ることはできます。新聞を手に取ってさまざまな記事を見て写真を選ぶ作業が重要です。選ぶのに時間がかかって最後まで進めない子がいても無理に完成を求めないことです。継続的に取り組むうちに慣れてきます。「新聞は楽しい」と思ってもらうことが大切です。
 写真や絵をじっくり見て言葉にする力を育てることができます。この学習は教育出版の教科書、「国語科」第4学年の「写真をもとに話そう」にも通じます。(なかはら・ひでお)

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