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北海道新聞に掲載されたNIE 関連の記事などを紹介します。

<四季の実践>6*感謝の気持ち言葉に*野上泰宏(浦幌町立上浦幌中央小校長)

 小学校1、2年生の道徳に「お世話になっている人にかんしゃして」という単元があります。身近で日ごろ世話になっている人々の存在に気付き、感謝する気持ちを具体的な言葉にして行動に表すことが指導の主眼です。
 「はがき新聞」を作ると、こうした感謝の言葉を伝える際に有効です。本校はA5判サイズの台紙を使っており、切手を貼れば郵送することもできます。子供たちが自分の思いを「言葉」にし、「言葉」を使って考え、「言葉」で伝え合うことができる点で道徳の指導に適しています。手順は簡単で、低学年でも容易に作成できるのもうれしいところです。

鉛筆書きしたものをコピーすると文字が濃くなり、色鉛筆で着色しやすくなります。手軽に創意工夫でき、低学年にも好評です。子供たちが作った「ありがとう新聞」は、足りない所を絵で補うなど工夫が見られ、自分の感謝の思いを一生懸命伝えようとしています

 《1》感謝の場面を考える
 「ありがとう」と言うのはどういう時か、言われたらどういう気持ちになるか、想像しながら発表します。教科書のイラストを黒板に貼ると考えの助けになります。

 《2》自分の考えを書く
 感謝を伝えたい人、お世話になっている内容を、各自がワークシートに具体的に記入します。

 《3》はがき新聞をつくる
 ワークシートをもとに、台紙に色鉛筆などで絵や文を書いて「はがき新聞」を作ります。3、4段に分けてけい線を引いておくと作りやすいです。

 《4》感想を話して交流
 作品を掲示して全員で読み、感想を言うなど全体で交流します。

<ひとこと>
 はがき新聞は「限られた字数で自分の伝えたいことを書く力がつく」「相手意識が明確で、郵便で出す楽しさと反応を待つときめきが意欲につながる」「比較的手軽に作れて、絵や着色など作文以外の表現もできる」など、メリットがいくつもあります。
 1年生なら、事前に学校行事等で一度作らせて手順に慣れた方がいいでしょう。積み重ねにより容易に習熟が進みます。(のがみ・やすひろ)

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