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北海道新聞に掲載されたNIE 関連の記事などを紹介します。

<四季の実践>11*壁新聞は絵日記の延長*富岡賢晃(苫小牧市立日新小教諭)

 小学校低学年での新聞づくりは、発達段階を考えると本格的な新聞とまではいきませんが、学級づくりの視点から、仲間づくりや学級集団の力を高める意味で有効です。絵日記の経験を生かした作文と絵による壁新聞の取り組みを紹介します。

小1の5人グループがつくった壁新聞。楽しく取り組んでいる様子が伝わります

小1の5人グループがつくった壁新聞。楽しく取り組んでいる様子が伝わります

 《1》内容と題字を考える
 「グループ内の友達を壁新聞で紹介しよう」とテーマを設定し、グループごとに内容を話し合い、題字をどうするか決めます。

 《2》記事を書く
 書く内容はいろいろ出るでしょうが、その中で必ず、グループ内の友達の良いところを見つけ、紹介する文を書かせます。見つからない時はインタビューします。記事につける見出しを話し合って決めます。

 《3》台紙に書き込む
 割り付けを考えます。「題字を書く」「見出しを書く」「絵を描く」「記事などを貼り付ける」などの役割を決め、分担して作業します。

 《4》合評会をする
 完成した壁新聞について発表し、みんなで感想を述べ合います。

<ひとこと>
 学習指導要領では、小学1年生の後半に「生活科―学級新聞づくり」が盛り込まれています。低学年には「見出し」「レイアウト」といった用語理解などのハードルが高いのですが、説明を工夫すると「大人の読み物を作るんだ」と意欲が高まるようです。作業を通じて「文字が丁寧」「絵が得意」「レタリングが上手」「大事なところに気が付く」など、友達の新しい面を知ることができます。みんなで一つのものを作り上げる喜びも体験できます。
 今回のテーマは「友達紹介新聞」でしたが、内容を変えれば学習のまとめにも活用できます。絵日記の延長のような気持ちで、子どもたちと楽しく取り組んでみてください。(とみおか・まさあき=元NIEアドバイザー)

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