私は今、看護師の資格をとるため衛生看護科のある学校に通っています。出身地には衛生看護科がないので、親元を離れ寮生活を送っています。だからか、たまに家に帰ると、父や母、祖父母などは私にすごく甘くなりました。でも、その中で唯一変わらないどころか、さらに私へのあたりが強くなった人がいます。それは弟です。離れれば少しは優しくなるかなぁ、と思っていましたが変わりませんでした。
 しかし、ある日母が来てくれた時に、DVDなどが入った紙袋をくれました。その時母から「中に入っている黄色い紙のかたまりを見て」と言われ開いてみると、中に五百円が入っていました。それは、弟が母に内緒でこっそり入れたものでした。ですが、母はそれをしっかり見ていたのです。それを聞いて、弟もなんだかんだ私のことを考えてくれていたのだと、うれしく思いました。今度家に帰ったら、少し優しく接してみようと思います。