大病院の院長や有名資産家、有名アプリの創始者、この人たち全員が自分を幸せだと思うか。財力があり、肩書もあれば、多くの人が幸せだと思うかもしれない。しかし、それらとは全く違うものを幸せと感じる人がいた。僕はその考えに感嘆した。
 その人、渡辺和子さんは子どものころ、成績優秀ゆえ、友人を見下していた。しかし、そんな自分が嫌になり、生まれ変わって、謙虚で心の温かい人になりたいと思うようになった。そこで、キリスト教の洗礼を受ける決心をしたのだが、次第に笑顔の力と大切さに気づき、「幸せは自分が変わることによって、作り出すものである」と感じた。
 僕は今まで、幸せが何かわからなかった。でも、渡辺さんのことを知り、少しだけわかった気がする。自らあいさつして笑顔を見せれば、そこが明るくなり、また笑顔が増える。その結果、自分もうれしくなる。そのうれしさが幸せなのだと思う。