私は冬に三つの病院に入院し、初めて手術を体験しました。健康そのもので大きな病気をしたことのなかった自分にとっては、とても大きな出来事でした。
 手術前の不安な気持ちや手術後のつらさに耐え切れず、押しつぶされそうになりました。そんな時に手を握って励ましてくれる看護師さんがいました。時には自分の体験を話して安心させてくれました。看護師さんたちが血圧や体温を測ったり、痛い時に薬をくれたりするだけでなく、苦しい気持ちに寄り添ってくれたことが私に頑張る力をくれました。
 また、苦しそうな自分を見るたびに涙を流す高校2年生の姉の姿が目に映りました。母は「『自分が代わってあげたい』と言っていたよ。家族みんなが同じ気持ちだよ」と話してくれました。かけがえのない今回の経験で感じた苦しさや人の温かさを忘れず、人の気持ちに寄り添い、励ませる人間に成長していきたいです。