プロフィルや自己紹介文を書くとき、「得意なこと」という欄があるが、私はいつもそこで手が止まってしまう。私は人に言えるような「得意なこと」がないからだ。だが、そう思っていた私は、母からのあの一言で変わった。
 私は母に、「私って得意なことないよねー」と言ったことがあった。少し無意識に言ってしまったので、何て言われるかドキドキしたが、母は「そんなことないんじゃない? 羽乃は昔から何でも努力して取り組んでいて、それって本当にすごいことだと思うよ。自分では気づかないかもしれないけど、いろんな人に聞いたら、それだけいろんな『得意なこと』が見つかるかもしれないね」と言った。
 母からのこの言葉で、私は自分の「得意なこと」をもっと生かしていこうとプラスの気持ちに変わった。「得意なこと」が見つかれば、気持ちが明るくなると私は思う。