僕は人前で話すことが苦手だ。人前に出ると緊張して、話そうとしていたことを忘れたり、声が震えたり、目が泳いでしまったりする。これらのことから、人前に出ることを避けるようになってしまっていた。だから人前に出て何かできる人はすごいと、ずっと思っていた。
 小学生の6年間はずっと、できる限り人前に出ることをやらないで過ごしていた。中学生になると少しずつ慣れてきて、人前ででも話せるようになってきていた。高校生になり、部活を始めてから部活内で話す場面があり、それを続けていると落ち着いて話すことができるようになってきた。話し合いの場面でも自分の意見を言えるようになった。
 昔はこのまま人前で話せないままだと思っていたけれど、少しずつできるようになってきているから、何事も経験や努力でできるようになるんだと思った。