なぜ人は人をいじめるのだろうか。なぜ少子化が進む一方で、いじめ問題は増えていくのか。
 人間にしか持っていないもの。それは「言葉」だ。スマートフォンが普及しつづけ、とても便利になり、人同士が言葉を交わす機会が減ってきたように思う。人から嫌われることを避け、人の顔色をうかがい都合良く振る舞う。陰でものを言う。そんなことをするから、いじめが増えるのかもしれない。
 いじめなんかよりも、ぶつかってけんかする方が何百倍もいいだろう。そうすることで、自分も、相手も、互いをより深く知ることができる。良い人間関係をつくるには言葉が必要だ。相手の良いところ、悪いところを口にすることも、自分の話をすることも、とても高度なことだ。
 本当に良い友達とは何か。永遠の課題だ。むずかしいが、私は考えようと思う。