私は人と関わることが苦手だった。人に会いたくなかった。目に映るもの全てが嫌いだった。人と関わることで、傷つくことが怖かった。
 今思うと私はただ、人のことを信じることが怖くて、おびえていただけなんだって、そのときの自分がバカらしく思える。
 人を信じることが怖かった私に、友達という存在がいかに大きいかを分からせてくれた子がいた。その子といると、楽しくて、安心することができた。私のことを信じてくれるその子が、いつの間にか心の支えになっていた。
 そんな存在ができた私は、やっと自分が人と関わるのが怖かっただけなんだと気付いた。
 人と関わりを持つのは確かに怖い。傷つくかもしれない。けれど、それを乗り越え、信じられる子ができたときの幸せは大きい。だから私は、友達という存在を大切にしたいと思う。