失敗したとき。悲しいとき。泣きたいとき。僕のそばには友だちがいて励ましてくれた。僕は、その友だちのおかげで笑顔になれた。けど、ふと思うときがある。自分は誰かを励まし笑顔にさせる、そんな誰かの「友だち」になれているだろうか、と。
 小学生の時、「いつも元気で笑顔」というイメージの友だちが、普段と比べて元気が少ないことがあった。僕は声をかけようかと迷ったが、「きっと体の調子が悪いのだろう」と思って、何もしないでいた。その友だちは突然転校した。
 あとから聞くと、誰も気付かないようなところで、嫌がらせが行われていたらしい。僕は激しく後悔した。あのとき声をかけてあげれば、その事実に気付き、一緒に解決できたはず。後悔しても、もうあの時に時間は戻らない。あなたも、友だちが困っていたら助けてあげてください。一人の「友だち」として。