ある日の体育の授業のときだ。マット運動をやっていた。私のクラスには運動能力の高い人が多く、難易度の高い技をどんどん決めていた。でも、私はあまり上手にできなかった。だから、難易度の高い技は「どうせできないだろ」、そう思ってやらないでいた。
 それから少したった日の体育で好奇心が湧いて、やってみることにした。最初はやはりできなかった。でも、練習を続けてみたら少しずつできるようになっていた。まだ、完璧ではなかったけど、できたときは飛び上がるほどうれしかった。
 「どうせできないだろう」「苦手だから」。そう言ってやらないでいるのはもったいない。たしかに人それぞれ得意不得意があるかもしれない。
 でも、やってみたら、もしかしたら得意に変わるかもしれない。なので少しでも苦手なことに挑戦してみてはどうだろうか。