大人と子どもを色で表すとするならば、大人は黒で、子どもは白。白は他の色が入れば、どんな色にもなれる。子どもも、いろんな人に影響を受け、人としてできていく。それに対して黒は、他の色が入っても違う色にならない。そんな黒のように、大人は人としてできあがっていて、他の人に左右されない。
 そんな大人も昔から大人だったわけではない。まだ白だった頃に、いろんな経験をして、いろんな色が混ざって黒になったんだ。楽しい黄、悲しい青、全力で頑張った赤。混ざっている色が多ければ多いほど経験豊富ということになる。
 私はそんなふうに経験豊富な大人になりたい。今持っている色と、これから手に入れていくたくさんの色を混ぜて、すてきな大人になりたい。