外を歩いていると、たばこの吸い殻が落ちていることがある。それを見て、またかと思う。
 私たちは「汚い物」として拾ったりできるけれど、ずっとずっと小さい、まだ分からない子どもが、もし不思議がって触ってしまったとしたら。そのポイ捨てした瞬間を見た子どもが、まねをしたら。
 自分が良ければいいという自己中心的な人がいるのは残念だと思う。ほんのわずかな、常識のない人たちはきっと子どもよりも子どもで、純粋な子どもの方がよっぽど大人だと思う。
 年の数が増えていくごとに、心の奇麗さの数が減っていくのだとしたら、立派な大人になるということは、純粋な気持ちをいつまでも忘れず、後先をしっかり考えて行動できる人だと思う。