「大人」という意識は幅が広がってきていると思う。2022年には成人年齢が18歳に引き下げられる。実質的に18歳からはもう「大人」なのだ。高校3年生に「大人」が交じることになる。
 しかし法律で決められたとしても、人の意識はそう簡単に変わらないだろう。実際、お酒やたばこは20歳からで、18歳では「大人」という意識はない。ましてや高校生なら、まだ親に頼らなければ生活もままならない人が大勢だろう。親ですら私たちの年代が「大人」だとは思っていないのではないだろうか。
 そんな意識の中で、来年大学生となる。大学生という言葉の響きは「大人」に近い存在のように思える。たった1年の差でこのように意識に差が出るのは本当に不思議である。
 「大人」というものは、今の自分にとって遠く人ごとに感じるが、案外もっと身近なものなのである。