「ありがとう」。この言葉は、人とのコミュニケーションを取ることにおいて、一番忘れてはいけない感謝の言葉だと私は思う。けれど私の周りの人たちは、大人に近づくにつれ、あまり言うことが無くなってきているように感じる。感謝を伝える言葉はもちろん「ありがとう」の他にもあるが、他の言葉だと、そっけなく聞こえてしまう。私がそう考えるようになった出来事があった。
 私はある日、友人にプレゼントを渡す機会があった。その友人は基本的に素直に感情を出すことに照れを感じるタイプの人でした。ですが本当に喜んでおり、「ありがとう」と言ってくれたのだ。友人は自分の照れよりも、純粋な感謝の心を言葉にすることを選んでくれたらしい。私はその友人のように、ちゃんと「ありがとう」と言えるような人になりたいと思った。友人のように真のお礼を言うことができる人こそ本当の大人だと私は思う。