私は大人になるのがこわい。なぜなら、子どもの気持ちを忘れてしまうのではないかという不安があるからだ。
 私が一番不安に思うことは、子どもの頃されて嫌だったことを自分がしてしまうのではないか、頭が固くなって柔軟な考えができなくなるのではないか、ということだ。もちろん、小さい頃に腹を立てていたことでも成長するにつれ、私のためを思っての言動だったのだと感じることもある。
 子どもは想像力が豊かで大きな夢を語る。大人が大きな夢を語ると笑われバカにされる。年を取るにつれ社会を知り身体も心も大人になる。もちろん常識的な大人の考えを持ち、子どもたちを導くのは大切なことだが、子どもの頃の気持ちを忘れず、子どもたちと一緒に夢を語り成長を見守れる、そんなすてきな大人になりたい。