家族で食事をしていた時のことでした。その日の料理の中には米飯がありました。私は家族より早めに食事を終えたので、キッチンに食器をさげようとしたのですが、母に引き留められました。何かと思い、母の話を聞くと、茶わんに残っていたたくさんの米粒のことでした。まだ子どもだったこともあり、全く気にしていませんでした。
 「農家の方が一粒一粒心を込めて作ってくれているのに、それを粗末にしてしまうのはいけないこと。だから一粒も残さず全部食べなさい」と母は厳しく叱りました。その日から私はご飯粒を残すということはしなくなり、母のおかげでお米の大切さがわかりました。田植えを体験した私の友達が話していたのですが、やはりかなり大変な労働だということです。
 お米に限らず、他の食材も同じことです。一人でも多くの方が大切な食材を残したり、捨てたりするのを控えよう、と思ってくれたらいいなと私は思います。