中学生になって2年たった今も、私は公園に立ち寄ることがある。しかし、その公園に昔感じていたものはない。公園が変わったわけではない。私が大人に近づいてしまったからである。
 昔の公園では、自分より大きな遊具で遊び、広々とした草っ原を走ってはしゃいだ。いろんな人がつねにいた。だから遊びあきることはなかった。
 しかし、今の私はその楽しさを感じない。小さく見える遊具、すぐに走り終わる草原。公園にいるのは自分の世代ではなく、妹や弟たちの次の世代だった。私は昔の公園を感じられなくなってしまったことをさみしく思った。
 でも、大人に近づいたよさもある。物事を別の視点から見られるようになったことだ。おかげで公園でそよ風の気持ちよさを感じられるようになった。これから私はどんどん大人になっていく。悪いことではない。なぜなら新しい発見が増えるから。