僕は体育祭の4日前、疲労骨折になってしまった。体育祭に出るのは難しく、出場を断念するしかなかった。
 そして本番当日。僕は外から声援を送った。皆と同じ場所に立てないことがとてもとても悔しくつらかった。クラスの皆は団体種目で全て1位をとってきた。皆はとてもとても喜んでいたが、僕は自分も一緒に喜んでいいのか分からなかった。感覚的には、まるで違うクラスのように感じていたからだ。
 だけど、皆は僕に対して「グッドジョブ」と声をかけてくれたり、ガッツポーズやハイタッチなどで一緒に喜んでくれたりした。それがとてつもなくうれしかった。
 僕はこの体育祭を通して、一緒に支え合える、感情を分かち合える仲間の大切さ、そして、その団結力が生む力の大きさを改めて知った。