だれもが振り返る美貌を持つ人でも、食事をするところを見ると、がっかりすることがある。
 小さいころ、ご飯にはしを立てたり、はしとはしとで食べ物を受け渡したり、あるいはひじをつきながら食べていると、母親が鬼のような顔をして注意にきたのをよく覚えている。幼いながらマナーというものを学んだ。
 今思えば、両親が厳しくしてくれて良かったと心から思う。おかげで公共の場でも恥ずかしい思いをすることがあまりなかった。
 妹と弟が生まれて、私はマナーについて厳しく言うようにしている。嫌な顔をされることも多いが、将来は今で決まる。自分も子供が生まれたら同じように厳しくしつけたい。
 マナーを知っているだけで得をする。知らなければ損をする。マナーを忘れてしまった人に教えてあげたい。