一日の中で、一番幸せな時間は食事の時だ。寒い日に鍋を食べたり、暑い日にそうめんを食べたりする。季節と関係のない食べ物だって好きだ。日々の疲れやストレスが解消されていく気がするのだ。
 しかし、私が食事の時癒やされるのは、おいしい食べ物を食べるからだけではなく、家族とのだんらんがそこにはあるからだと思う。くだらないことやその日思ったことなどを互いに報告し合う。その時間は私にとって何物にも代えがたい。
 こうした時間が確保できるのは、食事がそこにあるからだ。同じものを2人で食べ合って気持ちを共有する。「おいしい」とか「しょっぱい」とか、感想を言い合いながら食べれば、自然と仕事や学校の話になる。
 食は、私と母をつないでくれる。そして、おいしいものやだんらんから明日への活力を得る。だから私は食事の時が一番幸せだ。