僕が部活動でバスを利用した時の話です。僕が乗ったバスはほとんど満席で、唯一あいていた後ろの席に僕は座りました。車内はネクタイをした大人の人やジャージーを着た高校生、買い物袋を持ったおばあさんらたくさんの人がいて、優先席すら満席でした。
 そんな中、一人のおじいさんが乗車してきました。乗る時、段差を上がるのもつらそうなおじいさんは、車内の席を見渡し困っていました。「前の方の席の人、譲らないのかな」と思っていました。すると僕の隣に座っていた男性が「席、譲りますよ」と言って席を立ったのです。おじいさんはにこっと笑って「ありがとう」と言いました。
 その男性はすごいなと思いました。僕は後ろの席だったのを理由に、譲ることを考えていなかったのに、男性は当たり前のように譲ったからです。このような公共心が社会では必要なんだなと思いました。