最近、私はたびたび父から「日本語、おかしくないか」と聞かれます。もしかしたら、私の使っている「若者言葉」の意味が伝わっていないのかもしれません。了解という意味を表す「りょ」や、共感の意味を表す「それな」という言葉も、若者言葉のひとつです。
 若者の間でこのような言葉が多用される一方で、大人による若者言葉批判も少なくありません。特に年配の方から見ると、既にある日本語を無理やり言い換えるなど「言葉の破壊」に感じるそうです。確かにTPOに似つかわしくない若者言葉も見かけるし、語彙(ごい)力の低下も考えられます。
 けれども若者言葉には仲間意識を高めたり、人間関係を築くきっかけになる利点もあります。若者言葉は、言葉の破壊と言うより「言葉の進化」ではないでしょうか。言葉とは、いわば服装のようなもので、スーツやTシャツがあるように、若者言葉を使うことがあってもよいと思うのです。